校長より
校長 深井 裕之ごあいさつ
十和田高校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。本校は、国立公園である十和田湖の大湯側入り口に位置し、校歌に歌われ八郎太郎伝説でも語られる「毛馬内富士(茂谷山)」の稜線が眺望できる、自然豊かな環境の中にあります。また、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして、世界文化遺産へ登録された大湯環状列石をはじめ、昨年ユネスコ無形文化遺産に指定された「毛馬内盆踊」など、悠久の歴史や文化に彩られた地域の中で、今年度創立80周年を迎えた歴史のある学校です。
来年、令和6年4月の鹿角地区三高校の統合を控え、全校生徒103名で、十和田高校として、この校舎での最後の新年度がスタートしました。
校訓「純」「剛」「忍」のもと、地域を学び、地域を愛し、地域に貢献する生徒の育成を教育方針として掲げ、様々な教育活動を実践しております。
教育活動の特色に、ふるさと教育「かづの学」があり、生徒が生まれ育ったこの地域に対する幅広い調査研究活動やボランティア活動、毛馬内盆踊への参加などを通して、生徒一人一人がもっている可能性を引き出し、社会を支える自覚と高い志を身に付ける学びに取り組んでおります。
また、部活動においては、陸上競技部の東北大会出場、毛馬内盆踊り同好会の県高校郷土芸能・日本音楽合同発表会での審査員特別賞受賞などの実績を上げ、各部それぞれの目標達成のため声を掛け合い、努力を継続しております。
本校はこれまでも、地域の方々に支えられ多くの人材を県内外に輩出してまいりましたが、その良さや誇りを統合校に引き継いでゆけるよう、今年度も地域とともに成長・発展する学校として邁進してまいります。今後とも、なお一層のご指導とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和5年4月14日
秋田県立十和田高等学校長 深井 裕之